監督の独り言〜2021

『楽をするためにはどんな努力も惜しまない』

何事も本来は『成功』を目的にして努力をする。
とにかく頑張るわけだ。
ところが、『頑張る』は手段なわけなのに、勘違いして『頑張る』のが目的になってしまう…
どう頑張って努力すれば『成功』に近づけるのか、工夫することが面倒くさいから怠けてしまい、結果効果のない頑張りをずっと続けてしまう。
人の目を気にして、自分の為の努力なのに「僕は頑張ってますよ…努力してますよ…」って顔になる。
勘違いの『努力』なのに、悪い結果がでるまで気づかない。
『頑張ればいつかきっと何とかなるって』言うのは、『頑張る』とか『忍耐』とか『努力』って言葉で満足して、間違っているのに気づかない。
そして、その満足が工夫をさえぎってしまう。
『楽をするためにはどんな努力も惜しまない』って、いっけん矛盾してるように感じるだろうが、効率の良い頑張りを考えられたら、後が楽なんだ。
そして、良い結果もついてくればもっと良いね。
本来、努力ってのは終わりがないわけで、『努力はし続けて、成果は気にしない』ことがベストなんだよ。
成果を自己評価して勘違い、そして謙虚さがなくなり、それで終わり…
「よく頑張ったわ~100点満点で80点位かな?マイナス20点にしてるから謙虚さも無くしてないし~」
それで終わり。
ちょっと調子いいなと感じたら「まだまだ、これから~」ってやり続けることが大事。
どんな事もどんな時も謙虚さと感謝の気持ちが無ければ成長しないよ。
2017/11/16